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堆肥散布を始めています

2018年02月21日

5年前までは牛さんや馬さんのおかげで出来た動物性堆肥を使用していました。丹波黒枝豆を栽培するにも高級ブドウである藤稔を栽培するにもお野菜を栽培するにも・・でも「奇跡のリンゴ」という本を読んで、多くの自然栽培に関わる方に会って、お話を聞くたびに『そんなアホな話ないですてー』と言い、これまでやってきた方法を疑わずに居ました。でもやはり聞いたことの真実も調べたくなるもので、化学式や理論的に説明はできませんが、『なんで野山の木々や草花は病気にならんのだ?』というところから考えてみました。何百年もかかって落ち葉が落ちて木々が枯れて堆積して山の土になるまでに何度も発酵を繰り返し山の地表を作ってきました。そして雨天時は山から蒸気が出ることも子供ながらに母に山から何故蒸気がでるのか?と聞いた事を思い出します。今思えば山の中で木々や落ち葉が発酵して熱量を持っているから雨水と低気温が蒸気を発生していたとつながるのです。 

そういう体験や発見から、当農場は広葉樹を破砕した原料から堆肥を製造し、圃場に投入してきました。その結果昨年栽培のブドウは食味、糖度を向上し、使用農薬数カウントを減らす事になりました。そして、発生したかび病類に対しては自家発酵の納豆菌液剤を散布することで防除できました。病気が発生したらお薬で対応する、という事から離れて、発生する原因を無くすとともに、発生したら戦うのではなく、分解するということにしました、つまり起こった事に抵抗するのではなく病気が発生しなくてもいい環境づくりが始まったということです。

そうやって進めていく中、今年の堆肥散布も昨年の8tを上回る10tを予定し、農場の裏山にある堆肥プラントから軽トラックに堆肥を載せて今日で13往復目を回送しました。予定ではあと47往復で予定数の散布ができると考えています。

機械のおかげで散布が手軽にはなりましたが、あと47往復、片道5.1km・・約480km走ることになります。省力化や効率化が求められるものですが、無駄にも見えますが、保湿、保肥、微生物量全ての事を思うとやはり必須なことだと思います。もちろんかなりの過積載でその距離を走っているのですから、時間も燃料も必要になります。でもお客様にさらに喜んで頂くための仕事です、張り切ってやります! 長い文読んで頂きありがとうございます!

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