- トップ
- >
- ひなたファームのブログ
- >
- 夏野菜の苗達と畑・・
夏野菜の苗達と畑・・
約700株程の茄子、ピーマン、シシトウ、トマト等夏のお野菜の苗を生育しています。この夏は野菜収穫体験と関東方面への飲食店様、全国のお客様への詰め合わせセットの為に昨年よりも多めに準備を進めています。
先般堆肥を散布する機械(マニアスプレッダー)の度重なる故障でドック入りしてずいぶんと堆肥散布作業が遅れていましたが、ようやく昨日完了しました。野菜を栽培する畑には約14tの腐植堆肥を投入しました。14tというとかなりの量に思われるかもしれませんが、樹木や草木を破砕して発酵させた堆肥なので肥料分は無く、腐植酸や微生物が多く含まれるために野菜が肥料分を吸収しやすく、病害に抵抗できる元気な栽培が可能になります。おかげで農薬や化成肥料を使わずとも美味しいお野菜が栽培できるのです。
しかし堆肥製造している農場裏山までトラクターで堆肥散布する機材を牽引してパワーショベルで堆肥を積んで、畑に行って散布しての繰り返すこと16往復・・・1時間に4往復しかできないのでなかなかの手間であり、ちょくちょく機会も機嫌を損ねるのでめんどくさい作業ですww
一方農薬と化成肥料を使った方が早くて便利でコストも低く省力的なのですが、やっぱり美味しさが違うのです(^_^;) その違いを知ってしまったのでついつい無駄にめんどくさい作業をやっています、めんどくさい作業をしている最中は収穫体験のお客様(とくにお子さん)の笑顔と召し上がられた喜びの声をイメージして収穫時期に居るような感じで仕事をしています。 そんな思いで準備をした畑には現在ビニールハウス内で『定植はまだ?』と元気に生育している苗達が待ってくれています。そんな苗達は朝は気温が上がるまでにビニールハウスのサイド幕を全開して換気をします。夕方5時には夜温低下を緩和するためにサイド幕を閉じて、ビニールトンネルを掛けます、そんな毎日を繰り返して大切に大切に栽培しています、毎朝換気にハウスに行きビニルトンネルを剥がして生育の様子を観察するのが毎朝の日課で楽しみです。夜間に成長するのでイキイキしている野菜の顔がたまらなく愛らしいものです。 ついつい寝坊した日には起床から30秒で着替えて即畑にダッシュです。
田植えやブドウ作業、丹波黒枝豆準備、野菜準備というバタバタ惨劇ですが、楽しく充実した面白い毎日です。明日朝も苗と先日定植したメロンとキューリ、トマト、ズッキーニの生育を楽しみに早起きします。 ブログネタが沢山ありすぎて整理するまに書き出すのでついつい毎回取り留めなく長作になってしまいます。いつも長い文章にお付き合い頂きありがとうございます。
